植物を置くだけでいろんな効果が期待できます
観葉植物は、二酸化炭素を吸収しながら、人にやさしい空気を送り出します。また、放出するフィトケミカルという物質が、空気中に浮かぶカビの胞子やバクテリアなど、人体に有害なものを抑制してくれます。さらに、海外機関の研究によって、観葉植物はシックハウス症候群の原因となる有害物質を吸収することも明らかになりました。室内に置く観葉植物が多いほど、その効果(効能)も大きくなるといいます。目や皮膚のかゆみなど症状に悩んでいる方にとっては朗報といえるでしょう。
「空気清浄」効果のほか、「眼精疲労の軽減」効果も期待できます。パソコン画面を見る仕事をした際の目の疲れに、観葉植物が影響するかどうかという実験が行われたそうです。結果は、身近に観葉植物がある場合のほうが眼精疲労が少ないというものでした。植物を眺めると眼精疲労が解消されるので、パソコン作業などで眼をよく使うという方は、身近なデスクに観葉植物を置いておくといいようです。観葉植物には葉から水分を放散して快適な湿度に調整する「加湿器」の効果もあるので、ドライアイの軽減にも役立ちそうです。