寝室に最適な観葉植物

おすすめベスト3

観葉植物は、自然の緑を家にもたらすことで気持ちを落ち着かせることができ、居心地の良いインテリアであることから人気があります。
さまざまな種類がある観葉植物でおすすめなものは、いくつかあります。ユッカはヤシ類に属する植物であり、葉の形状が長い剣状をしていますので、寝室にトロピカルな雰囲気を作り出してくれます。丈夫な種ですので、通常は水やりと肥料を与えるだけと管理が楽なのも特徴です。日中に葉に光が当たる場所に置くと長きにわたって生き生きとした姿を見せてくれます。
サンセベリアは活気ある濃色の緑が、室内に新鮮さを与えてくれる種です。南アジアやアフリカが原産であって丈夫であるので、熱くて乾燥した環境下でも元気な姿を維持します。陽の当たる場所に置くことと、水をやりすぎないことが注意点です。
スパティフィラムは南アメリカや東南アジアに生息する種で、濃い緑色が特徴の種であります。多湿環境を好むため、定期的な水やりが必要です。直射日光に当足らない場所に置くことが推奨されます。

寝室で育てるときの注意点

通常、植物は光が差し込む場所では光合成によって二酸化炭素を吸収し酸素を排出します。暗い場所では逆に酸素を吸収して二酸化炭素を出しています。このことから、あまり明るくはない寝室に観葉植物を置くと、呼吸することで部屋の酸素濃度が下がると心配する人もいます。
部屋の容積に比べて、植物が呼吸する際の気体の量は非常に小さいため、心配には当たりません。むしろ、植物を置くことによって室内の環境が健康的で快適になるといった研究結果もあります。基本的には炭酸ガスを吸収して酸素を出すため、自然の空気清浄機と呼ぶ人もいます。葉の緑は、心を落ち着かせる働きがあるので、森林に行くとリラックスするのはこのためであり、それを室内に置くことで効果が得られます。
すべての種にはそれぞれ特徴がありますので、購入するものの原産がどこであって注意点が何であるのかをあらかじめ知っておくとよいです。どの程度の水やりが最適か、光の当たる場所に置いてよいかなど、その種に最適な環境を提供することで長期間にわたり緑の恩恵を受けられます。