おすすめ観葉植物:オーガスタ

オーガスタの特徴

オーガスタはアフリカ南部やマダガスカルが原産の熱帯性の観葉植物であり、細長いバナナに似た葉と花弁を持っています。世界的に見ても種類が少ない植物であり、自生すると十メートル以上の高さになる場合もあるでしょう。観葉植物で販売されているものは低木になるように品種改良が行われていますが、生育状況で高くなる可能性もあるので注意が必要です。市販されているタイプは花弁を持たずに葉だけのものが多くなっていますが花弁を持つタイプもあり、特に詳しい情報が無くても育て方が簡単であるため、初心者向けの観葉植物で紹介されることが多くなっています。室内であれば緑色の大きな葉を季節に関係なく保ってくれるので、インテリアの一部として利用するといいでしょう。ただし、室内の鑑賞用であっても一定の大きさには成長するので、生育環境では周囲に邪魔なものが配置されないように努めてください。

オーガスタの育て方

オーガスタは肥料や水やりにはそれほど注意する必要がありませんが、日光に当てなければ生育状態が悪くなるので、置き場所は室内であっても日光が差し込むようなところが最適です。暑さには強いので春から秋にかけては屋外で育ててもいいのですが、葉が大きくなるので日焼けによって変色する可能性もあり、屋外の場合は直射に当たらないように努める必要があります。肥料はそれほど必要ありませんが、有機肥料を使うと生育状態が良くなります。ただし、化学肥料は適しておらず、育ちすぎると根が長くなって鉢から出てしまう場合もあるので、春先からの成長期以外の時期には与えない方が適切です。病気には強い観賞植物なので殺虫剤を使わなくてもいいのですが、カイガラムシが発生した場合は適量の殺虫剤を使うか、ブラシなどで物理的に取り除くようにしてください。水は土が湿る程度あれば良く、土壌は酸性を嫌うので日頃から確認するといいでしょう。

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