観葉植物の正しい肥料の与え方

肥料を与えるタイミング

植物すべてに肥料は必要で、観葉植物のその例外ではありません。肥料の三大要素は「チッソ」「リン」「カリ」です。観葉植物に肥料を与えるベストタイミングとしては、植え替える時期が最適でしょう。植物が大きくなり鉢が小さくなってきたときに、元肥えとして土に肥料を混ぜ込んで与えます。その後、観葉植物が肥料を必要としたときに与えることを、「追肥」といいます。追肥は水遣りと一緒に行え、新芽が出始める春や育成が活発となる夏に与えて下さい。春には2ヶ月に1回程度、土の上に置くタイプの肥料を、夏は分解が早くなるので水遣りのときに2週間に1度か2度の頻度にします。秋になると育成は鈍くなるので土の上の置き肥は取り除き、液体タイプを濃度を半分に薄めて2週間に1回、そして冬になったら休眠期となるので殆ど必要はなくなります。

肥料を与えるときの注意点

観葉植物に肥料を与えるとき、「いつ」「どのくらい」与えれば良いのかが問題となります。元気に大きくなるようにと栄養をやり過ぎてしまうと根を傷めたり、枯らせて仕舞う可能性もあるので注意しなくてはいけません。毎日やることは絶対に避けるべきで、すでに観葉植物の元気がなく葉が萎れているようであれば肥料は逆効果となります。良かれと思えばこそやってしまいそうなのが、さまざまな肥料を混ぜてしまうことで、これを行うと化学反応を起こし大変危険です。そして観葉植物のなかでもサボテンなどは栄養をあまり必要としないので、肥料をやらなくても大丈夫です。また植え替えたときに与える場合は根に触れないように気をつける事、もうひとつ注意するべきなのは直後に追肥や液肥をやると根焼けといって追い討ちを掛けて傷付けることになるので、やめましょう。

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