土を使わない観葉植物の育て方

ハイドロカルチャーを使おう

癒しとなる観葉植物などを育てたいけれど、水やりや土の管理などが大変で敬遠しがちですが、どこでも気軽に植物を栽培する方法にハイドロカルチャーを使う方法があります。ハイドロカルチャーとは、ハイドロボールという人口の土で、粘土を高温で焼いて発砲させた玉状の石です。石には細かい穴が多く開いており、空気を豊富に取り込めるので植物に酸素を供給でき観葉植物を長持ちさせてくれます。普通の土と同じように使うことができ、ガラス容器に入れても見た目がきれいなのでインテリアに最適で扱いやすく、土のいらない新しい形の植物の育て方として注目されています。ハイドロカルチャーは園芸店などで楽に手に入り、手や部屋の中を汚すことなくすぐ植物を植えることができ、せまい空間にも小鉢やガラスに入れて簡単に鑑賞でき、育て方の簡単な観葉植物にとても向いています。

ハイドロカルチャーの注意点

ハイドロカルチャーを使った観葉植物の育て方の注意点には、根腐れを起こしやすいことが挙げられます。土での育て方と違ってハイドロボールには微生物がいないので、根からの老廃物を蓄積しやすく、容器内にたまってしまうことが原因で根が腐ってしまうのです。また、ハイドロカルチャーで育てると土栽培より植物の成長が遅く、大きく早くという育て方には向いていません。インテリアとして眺めるのには十分ですが、日々の成長を楽しみたい方にはやや物足りないかもしれません。その他、ハイドロカルチャーは無菌で虫を寄せ付けないので、室内で用いるのに便利ですが、ハイドロボールに水をためて栽培する育て方なので、日光に当てすぎるとコケや藻が発生し根も傷みやすいと言われています。これらの注意点に気を付ければ、日光が比較的少ない場所で育てることができる観葉植物に適する育て方としてハイドロカルチャーはとても魅力的といえるでしょう。

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