観葉植物は気温や風通しにも敏感

暑さや寒さに敏感な観葉植物

観葉植物は種類によって、適正な生育環境が変わります。基本的に品種の原産地に近い、環境で育てるのがベストです。例えば、熱帯原産の観葉植物であれば高温多湿な気候の方が健やかに育ちます。日陰や風通しが良すぎると場所に置くと、成長に悪影響が出る可能性があります。

反対に寒冷地が原産の品種の場合、涼しくて風通しが良い環境でなければ育てている途中で枯れてしまうかもしれません。地域差はもちろんありますが、日本列島自体はやや温暖な環境であり、湿度や気温が諸外国よりも高めなシーズンが多いです。敏感な種類だと、たった数日で枯れたり、成長に悪影響が出るので気を付けましょう。

日本列島には四季があり、全く同じ家の同じ部屋でも季節によって室温や湿度は大きく様変わりします。例えば春の季節では、その観葉植物にとってベストな生育環境だったとしても、夏になると高温多湿な状態に変わり、成育に不向きになる、というパターンが多々あります。季節の移り変わりに応じて、観葉植物の置き場所を変える事が大事です。

風通しも重要

観葉植物の成長には適度な風通しが、重要です。無風状態の環境で、観葉植物を育てるのはあまり良くない事であり、幹や葉っぱがダメージを受けない程度、適度な風が常日頃から吹いている場所に植木鉢はおきましょう。無風の状態だと、与えた水がなかなか乾燥せず、土が必要以上に湿ってしまいます。湿度が高すぎると観葉植物の生育に悪影響が現れやすく、また害虫発生の要因にもなりかねません。

観葉植物は基本的に室内で育てる物ですが、部屋の奥に植木鉢を設置すると風通しの面であまり良くはありませんので、なるべく窓や扉の近くに設置したいところです。ただ品種によっては涼しすぎる風を直接受けると、葉や幹が痛む恐れがあります。窓際や出入り口付近に置きつつも、冷風が直に当たらないように台の上に設置したり、季節によって置き場所を調整するのがベストです。

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